岡山の田舎の妖魅(ようみ)と主人公の女子中学生の交流かと思いきや、話は段々と広がってきて一大スペクタクルになっています。
途中で書かれていた日本と西洋の変身についての考察なども興味深いものでした。
ファンタジーやSFの作品を示しながら、それらを背景によりスケールの大きな話が展開されていく様はさすがです。
岡山の田舎の風景を八墓村と表現できるのも作者ならなのでしょう。
一冊の本にこれだけの要素が詰まっているのはお得感満載で楽しめます。お勧めの一冊です。
続編もあるので、そちらも楽しみです。
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- 感想投稿日 : 2018年10月15日
- 読了日 : 2018年10月15日
- 本棚登録日 : 2018年10月15日
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