今朝届いた。午後から読み始めて、途中買い物などはさんで、読み切った。いやあ、おもしろかった。何かしたくなった。自分に何ができるのだろう。本質観取、おもしろそうだ。テーマは何がいいか。「正直」とか「友情」とか「愛」とか、いろいろな人の意見も聞きながら、じっくりとその本質を探ってみたい。探究のテーマはどうだろう。「遺伝子診断」とかもおもしろそうだが、「努力」とか「性差別」とか「国境」とか、そういうテーマも興味深い。学校でなくても、個人の寺子屋みたいな形ででもできたらおもしろそう。両親が残した家がある。場所がよければ何かにうまく活用できるのだが。それはちょっと難しいなあ。本書を読むと、道徳科の内容項目の中からでも、十分におもしろそうな授業はできるということが分かる。指導書の通り、結論ありきで、与えられた答えを最後に提示して終わり、というのではおもしろくもないが、自分たちでテーマを選んでやっていけば、相当意味のある授業ができるのだろうなあ。だいたい、著者はいまある学校の形態自体を変えていこうとしている。ここ十数年の間でどれくらい変わるのか。孫ができて、その子が学校に通うころ、大きく違っているのだろうか。おじいちゃんも授業参観に行っていいかな?
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カテゴリ:
苫野一徳
- 感想投稿日 : 2019年6月20日
- 本棚登録日 : 2019年6月20日
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