異形の大国 中国―彼らに心を許してはならない

著者 :
  • 新潮社 (2008年4月20日発売)
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感想 : 15
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櫻井さんが雑誌かなんかに寄稿した小論文集って感じ。
チャイナ脅威論。以前に自分で読んだ本からの引用も多くそこまで目新しい情報はなかったけど、チャイナ国内の権力争いについては知らなかったので勉強になった。
台湾への侵攻が不可避のように書かれているんだけれど実際どうなるかな。馬総統ってのがどう動くかにもよるけれど、武力使って台湾を呑み込もうってのにはまだ時間がかかるとみるが。
それにしても日本のメディアの偏向ぶりはヤバいんじゃないのか。だって普通に日本で育って突然こうゆうチャイナ脅威論系を読んだら「うっそだろ、パラノイア」とか思っちゃうからね。まぁ確かにこの本はちょっと論理面での弱さとゆうか、ずいぶん感情的だなぁなんて思ったけど。
とにかく外交は現実的な利害損得に基づいてるんですから、日本人目を覚まさねばならないね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外交・国際政治
感想投稿日 : 2009年4月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2009年4月12日

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