共同幻想論

著者 :
  • 河出書房新社 (1968年12月1日発売)
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遠野物語と古事記、そして時にフロイトやらヘーゲルやらの言説などをもとに、全幻想領域≒上部構造がどのように生まれるのか、それがどのようにして国家という共同幻想に発達するのかというところを掘り下げている。禁制、憑人、巫覡、巫女、他界、祭儀、母制、対幻想、罪責、規範、起源の各章。国家や制度、他にも通貨などが共同幻想であるという議論は珍しくないが、それをかなり詳しく調べ深く考察しているのが凄い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・政治
感想投稿日 : 2021年3月21日
読了日 : 2021年3月21日
本棚登録日 : 2021年3月21日

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