企業参謀 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1985年10月8日発売)
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本棚登録 : 2517
感想 : 175
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初心者にはとっつきにくい内容。各章ごとのつながりもよくない。でもエッセンスは現在でも通じる。企業分析、戦略的思考を持つことの重要性を痛感させられる。政治にも戦略的思考が必要。

1.この本を一言で表すと?
・日本人よ、戦略的思考家をめざせ

2.よかった点を3〜5つ
・床屋の値段(p13)
  →QBハウス?先見の明。
・明日の朝、何をしたらよいかまで消化して書かなければ何事もおこらない(p144)
  →行動は明確にしないと人は動かない。行動計画は掛け声だけで終わってはいけない。
・参謀の真の仕事が戦場に突入する前にこちらの戦略を立案すること(p179)
  →とにかくあらゆる可能性を考えてから行動するということ。戦略なき行動は無意味。
・シンクタンクは実戦には不向き(p211)
  →評論家体質はダメ。自分ならどうするか主体的思考が必要。

2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・「国政への応用」部分は現在の政治問題をどのように分析するのか聞いてみたい。

3.実践してみようとおもうこと
・イシューツリー、プロフィットツリーを個人の問題に当てはめて作ってみる。

4.聞いてみたいこと
・日本に戦略的思考家はふえているか?世界の戦略的思考家と対等に戦えるか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年12月30日
読了日 : 2010年9月10日
本棚登録日 : 2018年12月30日

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