黒猫館の殺人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1996年6月13日発売)
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本棚登録 : 3735
感想 : 318
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『黒猫館』?今までの館シリーズとは異なり、どんな館なのか今一つ想像できない。そして恒例の館の見取り図を見ても..めっちゃ普通の家の間取りやーん。拍子抜けしたが気を取り直し読む。記憶喪失の老人が持っていた手記。そこには殺人事件が綴られていた。老人は記憶を取り戻す手がかりとして、手記の解明を探偵鹿谷に依頼する。やっぱり面白かったし、やっぱり館は普通の館ではなかった。1つ目の謎は直前に気づいたものの、その後は地味にぶっ飛んだ設定だった。まあ王道路線というよりは変化球かな~。館シリーズでは好きランキング暫定4位。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年11月21日
読了日 : 2020年11月21日
本棚登録日 : 2020年11月21日

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