ひゅーひゅー、ロマンチック!いやぁ題名が良い。その手をにぎりたい、というのがお鮨屋さんを舞台にした恋愛小説なんて...なんかシャレオツ。時はバブル時代。上司に連れられて超高級鮨店に初めて入った青子。そのお鮨の美味しさに、若き板前さんの佇まいに身も心も奪われてしまう。自分1人で通えるようになりたい。華やかさと酔狂さが混濁した東京でガムシャラに働く事を決める青子。まずお鮨が美味しんぼもビックリの本当に美味しそうな描写。そして主人公青子の紆余曲折に人間らしさを感じられて、流れる10年の歳月にドップリハマった。
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- 感想投稿日 : 2021年12月13日
- 読了日 : 2021年12月13日
- 本棚登録日 : 2021年12月13日
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