堀江さんが捕まる以前に出された本。7年たった今でも、文体や志向は色あせることなく生き生きしているように感じた。言っていることは至極全うで、その軸も少しもぶれていないところにやはりその人柄を感じることができる。古い時代に縛られず、時代を席巻するその様は、まさしくこの時代にこそ重宝されてしかるべきだといえるだろう。ネットが生み出す新たな世界観が、彼には見えているのではないか、というようなそんなイメージを想像してしまう。実刑になり、しゃばも少しさみしくなるが、一日でも早くその刑期を終え、みんなの前で一声を投じてほしい。『おもしろき ことも無き世を おもしろく』まさしくそんなフレーズを彼に対しておくりたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
経営
- 感想投稿日 : 2011年4月28日
- 読了日 : 2011年4月28日
- 本棚登録日 : 2011年4月28日
みんなの感想をみる