整理や収納に関する本をたくさん読んでますが、この本は根本から考えるという点でとても参考になりました。
「今の自分が使うかどうか」「今の自分が気に入っているかどうか」とても単純な視点で考えるというのは、流行の「断捨離」にも通じると思います。
何でもかんでも捨ててしまおう!というのではなく、愛着があるものは思い出箱にしまいましょうというのでもなく。愛着がある捨てられないものはいつでも目に入るところにおいて心の支えにしましょうというのは、とても共感できます。
テレビをはじめとするメディアの「広告」に触れることで「モノを買う」「買うモノを選択する」ときに自分が本当に欲しいものか?と心の中で問いかけることを忘れていたようです。「欲しいモノは分かるけれど、モノがなければしたいことがわからない」という一文が胸に突き刺さりました。買い物の歴史は自己成長の歴史。片付けよりもまず先に買い物についてきちんと考えることが整理にもつながるんだと実感しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生活
- 感想投稿日 : 2011年4月8日
- 読了日 : 2011年4月7日
- 本棚登録日 : 2011年4月8日
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