最初の五章くらいは戦後GHQの進駐と風俗産業の推移を歴史的観点から検証していてかなり面白い。
ただ、その後は普通に産業としてのフーゾクがどういう変遷を辿ってきたかを時系列的にまとめ上げているだけで、それはそれで一定の資料価値はあるものの文体の問題(確実に著者自身の体験とは思えない箇所が、主観的に記述されてる等)もあり、読んでいてそこが気になってしまった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月11日
- 読了日 : 2011年11月11日
- 本棚登録日 : 2011年11月11日
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