少年時代のエドガーにスポットを当てた短編とアシェンバート夫妻の甘い生活がメインの短編、そして表題作「愛しき人へ十二夜の祈りを」を収録。
単なる短編集だと思うなかれー! 大きな問題が起こっているわけじゃないけど、時系列的にちゃんと前回と繋がってます。特に少年時代のエドガーの話を最初に置くことで、最後の話が引き締まった感じがします。ちゃんと繋がっている。エドガーの全てが奪われたあの事件の日のことがようやく詳しくわかるのですが、エドガーのお父さんにちょっと泣いてしまった(´;ω;`) あなたの自慢の息子はきっと運命に打ち勝つよ!
どんどん面白くなっていく気がするので期待も込めて☆5。もしやはくよーは結婚してからが面白いのかも知れぬ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2011年2月19日
- 読了日 : 2011年2月19日
- 本棚登録日 : 2011年2月17日
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