原作『デスノート』にあったような知的ゲームを楽しめるような要素がほぼ皆無で残念。
事件にデスノートを絡めたうえで、Lが死なずに済むような道も示した上でクライマックスを迎えて、死なずに済んだorやっぱり死んでしまった……というラストに持っていくといった盛り上げ方はできなかったものなのだろうかと思うと非常にもったいない。
Lと対峙するならば敵にも頭脳派を持ってこないとLの持ち味が発揮できないということがなぜわからなかったのか。
Lのプロモーション映像としてのみ見るならばとてもよくできていると思う。
福田麻由子もヒロインとしての存在感もすばらしい。
ナンチャンの演技の評判がよくないが、ファンとして見ても確かに……という印象。だが、別の作品ではこんなに浮いていないのだから、これは監督の責任ではないのかとも思う。
金曜ロードショーにて視聴。
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(2012.2)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未整-DVD
- 感想投稿日 : 2018年10月23日
- 読了日 : 2012年2月21日
- 本棚登録日 : 2018年10月23日
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