「虞や虞や汝を如何せん」
高校の古典で習ったときは「虞や虞や」の響きが面白かった。
でも、物語を読み進めていって出てくるこの台詞は泣きそうになった。
命を懸けるとはもう安っぽい言葉になったかもしれないけれど、この時代の人は本当に一戦一戦に命を懸けた。項羽と劉邦に命を預けた。下巻では女性たちの心情描写も出てくる。男のために生きた人、裏で男を操った人、気の強い人……。
これは古代中国を生きた人々の物語。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月22日
- 読了日 : 2014年6月13日
- 本棚登録日 : 2014年6月8日
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