図解よくわかる地方自治のしくみ

著者 :
  • 学陽書房 (2011年8月3日発売)
3.00
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 29
感想 : 4

Thu, 07 May 2009

昨年から京都市といろいろ関わったり,いろいろ「こーすべきじゃん」と言うこともありつつ,
地元の事なのでいろいろ考えたりもする.


しかし,そこでどうも気になるのは,
「地方自治体に何ができるのか?」
ということ.
条例でどこまできめられるの?誰がどれだけできるのか?


というわけで,こんな本を読んでみました.
図解なんで,読むって言うか眺めるかんじでしたが,
それなりには色々わかった気がします.

まずもって,自分の無知がわかりますね.

高校の公民・政治経済から勉強しなおせってかんじ.
いやー,世の中って難しい.


何となく思ったのは,地方自治体は本来できることの「手前」で足が止まってしまっているってこと.
それは,地方議会が機能不全に陥っていることが,大きい.
議員立法する素養が地方議会の議員には無いようなのだ(国会議員はかろうじて?).
あとは,明治からの伝統として市役所はその出自が「地方政府」では無く,中央の出先機関的ないちづけであったという.


やっぱ,日本の民主主義は日本の民主主義だなー.未完成.


とりあえず,今は行財政改革しないと,再生団体になるからがんばれ地公体!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月31日
読了日 : 2009年5月7日
本棚登録日 : 2014年12月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする