Thu, 07 May 2009
昨年から京都市といろいろ関わったり,いろいろ「こーすべきじゃん」と言うこともありつつ,
地元の事なのでいろいろ考えたりもする.
しかし,そこでどうも気になるのは,
「地方自治体に何ができるのか?」
ということ.
条例でどこまできめられるの?誰がどれだけできるのか?
というわけで,こんな本を読んでみました.
図解なんで,読むって言うか眺めるかんじでしたが,
それなりには色々わかった気がします.
まずもって,自分の無知がわかりますね.
高校の公民・政治経済から勉強しなおせってかんじ.
いやー,世の中って難しい.
何となく思ったのは,地方自治体は本来できることの「手前」で足が止まってしまっているってこと.
それは,地方議会が機能不全に陥っていることが,大きい.
議員立法する素養が地方議会の議員には無いようなのだ(国会議員はかろうじて?).
あとは,明治からの伝統として市役所はその出自が「地方政府」では無く,中央の出先機関的ないちづけであったという.
やっぱ,日本の民主主義は日本の民主主義だなー.未完成.
とりあえず,今は行財政改革しないと,再生団体になるからがんばれ地公体!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年12月31日
- 読了日 : 2009年5月7日
- 本棚登録日 : 2014年12月31日
みんなの感想をみる