人を動かせるマネジャーになれ!

  • かんき出版 (2013年9月25日発売)
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本棚登録 : 235
感想 : 13
5

久しぶりにビジネス本らしいビジネス本を買った。読みながら共感できる箇所に折り目をつけるが、この本はその数が異常に多い。読み終わって、書かれている内容に基いて重大な決心をした。


以下共感できる部分を抜粋。

あらゆる人間関係の問題の多くは人は変わらないという単純な事実を受け入れるだけで解決する。変えようと思ってもムダだ。

誰もが思考の99%は自分の心配事や自分のことについて考えている。そして残りの1%は他人のことについて考えている。

日々の自分の行動が理想の自分に近づいていると感じる程自分のことが好きになり、自分の価値を認め、前向きになる。

状況を変えたいと思ったら4つしかない。
良い結果が出ている行動を増やす。
良い結果が出ていない行動を減らす。
現在やっていない行動をはじめる。
ためにならない行動をやめる。

正しい人をバスに乗せる。間違った人をバスからおろす。そして、正しい人をバスの正しい座席に座らせる。

ゼロベース思考で考える。『現在のやり方をしていないとして、最初からはじめるとしたら、またこのやり方をえらぶか?』

会話の大半は自分の番を待つことだ。つまり人はほとんど人の話しを聞いていない。

仕事のできない部下を解雇できないのを、自分は優しいからだと納得させるのは自己欺瞞だ。本当の理由は、勇気が無いからだ。誰かを解雇することで生じるストレスを恐れているだけで、優しさや同情心とは全く関係ない。早かれ遅かれ解雇されるのであれば、その人を自由にしてあげるのが一番だ。解雇してあげるのがマネージャーとしての最高の優しさだ。縛り付けておけば、その分だけ本当に自分にあった仕事を見つけるのが遅れてしまうからだ。

計画を立てるときに使う一分は、実行するときに使う10分の節約になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2013年11月10日
読了日 : 2013年11月10日
本棚登録日 : 2013年11月10日

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