シェイクスピア全集 (22) (ちくま文庫 し 10-22)

  • 筑摩書房 (2012年4月10日発売)
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本棚登録 : 72
感想 : 10
3

シンベリンというかイノジェンの物語。

引き裂かれた男女が幸福の再会を遂げる…まで一筋縄ではいかず、
途中どんどん不穏になっていくので
ハラハラしながら読む。

板挟みになりながらも何とか良い選択をし続ける
召使いピザーニオの奮闘が印象的。

表紙のイラストの印象もあり、
ヒーローポステュマスと敵役クロートンは
体型からして似ていないように思っていた。
しかし「やつの上着は俺にぴったりだ。」という台詞からしても、
イノジェンが死体を見て2人を間違えることからしても、
同じ俳優が演じるのは面白そうだと思う。
面白そうだとは思うけど、
やっぱり間違えないでくれよ!って思う(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: シェイクスピア
感想投稿日 : 2022年2月17日
読了日 : 2022年2月17日
本棚登録日 : 2022年2月17日

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