読んでいて気持ちの良い作品だった。大宮が最後まで自分の気持ちを抑えながら、友情を優先し続けた。一方、野島は自分の理想を杉子に期待を寄せすぎて、独りよがりな面が露呈していた。
しかし、杉子は一目ぼれをしていたようだから、結局、誰を好きになるかは生まれたときにある程度決まっているものだと作者は考えているのだろう。
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- 感想投稿日 : 2022年6月2日
- 読了日 : 2022年5月19日
- 本棚登録日 : 2022年5月19日
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