元祖UST本!USTの持つ可能性・魅力についてコンパクトにまとめられている一冊だと思います。
個人的にささった言葉は、
・プロセスキャスティング
・オーガニックメディア
という2つのキーワードです。
USTの登場により、これまで出てこなかったプロセスがオープンになるようになりました。これは会議の様子を公開することだったり、絵を描くプロセスの公開だったりします。こうしたプロセスキャスティングという流れは、個人的な興味とも近く、面白く読みました。
もう一つ面白いと思ったのはオーガニックメディアという言葉です。これは川井さんによれば「無添加・無編集・産地直送」ということです。事前にとったものをしっかりと編集して公開するという、これまでのメディアとの対比として描いています。ただ、マスメディアと対立するものではなく、補完しあう関係として書かれています。
USTの操作方法といった細かい点については、日々どんどんアップデートされているけれど、その面白いのポイントみたいなものは結局それほどかわらないのかなと。そういうポイントがしっかり押さえられている本かなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
メディア(twitterなど)
- 感想投稿日 : 2011年2月18日
- 読了日 : 2011年2月18日
- 本棚登録日 : 2011年1月17日
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