とにかく名田くんがまっすぐで可愛くて、峯神さんが大人でカッコよくて、この2人好き!って思いながら読みました。それに、2人の距離が少しずつ近づいていく感じが、じれったいような、くすぐったいような雰囲気で、キュンキュンしながら読みました。平河寮の人たちも、みんな明るくて、こういう仲間がいたらいいな、心強いだろうなと憧れました。
☆-2は、2人の心理描写をもう少し丁寧に書いてほしかったなあと思ったのがまずー1。峯神さん視点が挟まることで、2人の気持ちがお互いに近付いているのがわかるのはよかったんですが、書き分けがわかりにくい箇所がいくつかあって、今どっちの気持ちを読んでるんだ?と思うことがありました。キャラがいいのに本当にもったいない。次読む作品は、ここがうまくいってると嬉しい。
あとは、終わり方が突然切れた感じみたいになっていることも気になりました。2巻目があると知っている状態で読んではいるものの、まず1冊としてうまく完結させてほしかったので、最後が切れたみたいに終わったのが残念でした。余韻大事。
それと全体に誤字が何か所か。出版社の方々、才能のある凄い先生だってわかってると思うんですけど!もっと先生と先生の作品を大事にしてください。以上です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2023年7月8日
- 読了日 : 2023年7月7日
- 本棚登録日 : 2023年7月8日
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