特殊な親子関係…というか、親に強く影響される人生を歩む子、を描かれる作家さんですね。
それにしてもこの作品、老女の皆さんが魅力的。女性、というか少女、いやまさしく乙女!花愛づる乙女、恋する乙女、偏屈な乙女、etc.
年取ると煮詰まった性格になる、っていう表現が好きです。
奏が蜜柑泥棒をしたかの人と穏やかに過ごせる日は、いつの間にかふとやってくるのかもしれません。年を取るってそういうことなのかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説【借り物】
- 感想投稿日 : 2012年2月2日
- 読了日 : 2012年2月1日
- 本棚登録日 : 2012年1月27日
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