R3.12.19 読了。
『おれのおばさん』の続編。『舞台になる児童養護施設「魴鮄舎」の住人で、前作では脇役ながら魅力的なキャラクターで登場していた卓也の短い家出を描いた話、恵子おばさんが若い頃に家を出て「魴鮄舎」を立ち上げて今にいたるまでの話、そして前作で少し大人になった陽介のその後を描く三つの話からなる。思えば、いずれも登場人物たちが住み慣れた場所から旅立つ話である。』…(解説より)。
中学生から高校生になる思春期の先の見えない自分の将来のことを悩み、友人や周りの大人たちに影響を受けながら、1歩1歩前に進もうとしている姿が印象的だった。自分のことを振り返ると、ここまでちゃんと将来について考えていたかな・・・
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月22日
- 読了日 : 2021年12月19日
- 本棚登録日 : 2021年12月5日
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