ざ・ちぇんじ! (第1巻) (白泉社文庫)

  • 白泉社 (1999年6月1日発売)
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平安時代の物語「とりかえばや物語」を、氷室冴子がジュニア小説としてアレンジした「ざ・ちぇんじ!」を読んだのが、高校時代。(自分の記憶では、もっと若い頃と思っていたが、出版年からすると高校生・・・)
山内直美によって漫画作品になった本作を読んだ時、画風が私好みで、すごく嬉しかった記憶がある。
「ざ・ちぇんじ!」は、古典の原作にはある刺激が強い部分が変更されているし、全体的にコミカルなので賛否はあろうが、私は少女小説・漫画として、こういう世界もあってほしいと思う。(少女たちに現実世界の残酷さを見せないのも、かえって危険だが・・・)
関西弁のセリフを話すキャラもいて、関西人としてはそちらもうれしい。
ところで、右大臣家の三の姫の精神的な幼さを表すのに、文(手紙)の変形折りをしているところがあって、漫画ならではの表現だと思うが、最近の女の子たちには分かるかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月25日
読了日 : -
本棚登録日 : 2022年9月25日

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