阪本順治監督、2012年作。吉永小百合、満島ひかり、宮崎あおい、小池栄子、柴田恭兵、仲村トオル、松田龍平出演。
<あらすじ(ネタバレ)>
北海道の離島に小学校教師として赴任したはる(吉永)は、子らにコーラスを教え、結束を高めるために開いた海辺のバーベキューで、投身自殺を企てた合唱団の結花(宮崎)を助けようとした夫(柴田)を亡くし、合唱の発表を待たずして島を去る。20年後、定年退職したはるは合唱団の信人(森山未來)が殺人で警察に追われていることを知り、北海道の離島に舞い戻り、信人の生い立ちや夫死亡の真相を明らかにしていく。信人は逮捕されるが、護送前の最後に教室で合唱するという話。
<コメント>
合唱団のメンバーごとにパートを分けて当時のことが明かされていくのだが、ストーリー展開に必然性のないパートもあり、また各パートに繁閑の差もあって、なかなかストーリーに入れなかった。
吉永さんともあろう人(笑)が不倫(英輔こと仲村トオル)するなんて、イメージからすれば違和感も。
集中出来ないままラストの合唱シーンが来てしまい、なんとも感動を押し付けられた感じさえしてしまった。
キャストは豪華だし、広報もしっかりしていたようなので、もう少しストーリーにメリハリをつけて100分くらいにまとめたほうがよかったように感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人生
- 感想投稿日 : 2017年1月31日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年1月31日
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