脳男 [DVD]

監督 : 瀧本智行 
出演 : 生田斗真  松雪泰子  二階堂ふみ  江口洋介 
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感想 : 178
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瀧本智行監督、真辺克彦•成島出脚本、2013年作。生田斗真、松雪泰子、二階堂ふみ、太田莉菜、染谷翔太、夏八木勲、江口洋介出演。

<コメント>
•サイコサスペンス映画。残酷な描写もあるが、スプラッターではないのでそういう映像はない。当たり前だが、ほのぼのする映画ではない。
•メッセージとしては、精神科医によって、応報的に罰せられるべき犯人が野放しにされている現実を描いたのかな。新鮮味はないけどね。
•ストーリー展開はスピーディーだし、冗長さや退屈さは全くなく、作りはとても良いと感じた。
•茶屋刑事が、粗野に過ぎ、熱いだけでウザすぎる。あんなのと組んで仕事したくない。

<あらすじ(ネタバレ)>
精神科医の鷲谷真梨子(松雪)が乗ろうとしたバスが、人間爆弾により爆破される。捜査が進み、刑事の茶屋(江口)と後輩が犯人のアジトのドアを開けると大爆発するも、犯人と目された鈴木一郎(本名、入陶大威。生田)が身柄を確保され、鷲谷が精神鑑定し、感情を持たない異常さに気づく。
大威の過去を調べると、幼くして両親をひき逃げで亡くした大威を祖父の倫行(夏八木)が、息子夫婦の恨みを晴らすべく、映像記憶ができる大威の能力を利用して殺人ロボットに仕立てたことが判明。倫行邸に押し入った強盗を惨殺していた。
護送中の車内で手錠を解いた大威は、バイクに乗った爆破犯人の紀子(二階堂)とゆりあ(太田)の襲撃に乗じて逃走。
1週間後、紀子は鷲谷を襲い、爆弾を巻いて人質にし、病院の各フロアを爆破。鷲谷を連れて車で移動しようとしたところに大威が現れると、紀子は何度も大威を車ではねる。大威は紀子を殺せたが、鷲谷がなだめたすきに、紀子は爆弾のスイッチを入れようとするが、駆けつけた茶屋に射殺される。
ところで、鷲谷は実の弟を髪と眉を剃られたあげく殺された過去があり、その犯人の志村(染谷将太)を、精神科の患者としても診ていた。志村はやっと少年院から出て、鷲谷が勤める病院に一人暮らしを始めたことを伝えにきたが、志村の腕に子供の噛み跡があることに気づいた大威は、更生したふりをしてまた犯行を始めた志村に制裁を加え、信頼する鷲谷の仇をとろうと、先生の大切な患者を殺しますとメールで予告。鷲谷が志村のアパートに駆けつけると志村は死んでおり、浴室から髪と眉を剃られた子供が保護される。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2017年12月4日
読了日 : 2017年12月2日
本棚登録日 : 2017年12月2日

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