合衆国崩壊 3 (新潮文庫 ク 28-9)

  • 新潮社 (1997年12月1日発売)
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感想 : 9
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クランシーは、日米開戦から本書に至るまで一貫して影の悪として、中国とインドを描いた。アメリカの一つのコンセンサスとして中国とインドに距離をおいているのだとすると興味深い。

BRICのうちBのブラジル以外はアメリカが仮想敵国とおいて不思議がないという認識感があると思うのは読みすぎだろうか?

ブッシュ大統領就任前にライアンの示す強いアメリカへの共感がアメリカ国民にあったとすれば、今日のアメリカの下地をつくったのは、間違いなくT.クランシーである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 軍事スリラー
感想投稿日 : 2013年9月16日
読了日 : 2013年9月16日
本棚登録日 : 2013年9月16日

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