アメリカのテクニカル・コミュニケーションをベースにして記された1986年発行の本書。日本語と英語は語順などの相違はあるものの、伝わる文章、伝えるためのパラグラフ構成は共通であり、普遍的と言うことか。著者が指摘しているが、日本でこのような「技術」について学ぶ機会は、どれだけあるのだろうか。
「ワンワード/ワンミーニング」曖昧な名詞と動詞に注意。例えば「メーターを見る」。
「行う」は極力使わない。例えば「分析を行った」は「分析した」で十分。
「ワンセンテンス/ワンアイディア」短い文で区切ればよい。
「修飾する言葉と修飾される言葉が離れすぎない」
「語句の重複を避ける」、「当店のコーヒーは炭火焼きコーヒーを使用しております。」、「お互いに相互作用を」など。
「ワンパラグラフ/ワントピック」この本の後半部分は、パラグラフの展開方法の説明に終始している。
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- 感想投稿日 : 2018年12月2日
- 読了日 : 2016年9月13日
- 本棚登録日 : 2016年7月20日
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