いわずと知れたスティーヴンスンの名著である。
こういった物語は何度読んでも楽しめる。内容については紹介する必要も無いだろうが、登場人物といい、宝のありかの地図など、まさに海賊物語の原型とも言える作品であり、痛快でワクワクどきどきの海洋冒険ものがたりであり、『まずはこの1冊を』と自信を持っておすすめする。
最近は子供が読みやすいようにと新訳本が何冊も出ているが、今から大人が読むのであれば、私は重版を重ねているこの岩波文庫版をおすすめする。巻末にスティーヴンスンによる作品についての話が訳出されていて、非常に興味深いのである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海関係
- 感想投稿日 : 2010年5月5日
- 読了日 : 2010年5月5日
- 本棚登録日 : 2010年5月5日
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