前評判の高い作品ではあったが、評価は上のように落ち着いた。
内容は、確かにヴァラエティに富んでいる。
物的・心理的トリックを駆使した本格物から、サイコ・スリラー物まで、アイデアもいい。
まあ、でも大人になった現在、かなり苦しいものがあるなと痛感した。
大人になって読んで実感できるものと云えば、この八つの物語、全てリュパンがオルタンスを口説くためだけの前工作に過ぎないという点だ。
いやはや、ここまで投資する恋があるとはねぇ…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ&エンタテインメント(海外)
- 感想投稿日 : 2018年9月15日
- 読了日 : 2018年9月15日
- 本棚登録日 : 2018年9月15日
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