読み終わった瞬間、「面白かった~」と思わず、呟いた一冊です。数年前に映画化されていて、気にはなっていたのですが、未読のままでした。
少女漫画家の和淳美が植物状態の弟と、ある方法で対話し、夢とも現ともつかない世界を幼いころの記憶を織り交ぜながらさまよい、いつしか自分自身をも信じられなくなっていく・・・といった不思議だけれど、実際にこんなことあるかも、と思ってしまう説得力に満ちた文章が魅力的な一冊です。
図書館スタッフ(学園前):トゥーティッキ
----------
帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/763948
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館おすすめ本 2018
- 感想投稿日 : 2019年10月31日
- 読了日 : 2018年12月24日
- 本棚登録日 : 2019年10月31日
みんなの感想をみる