映画版とは少し雰囲気が違っていて、もう少し一般受けしそうなライトな感じ。これはこれで面白い。まあ、それでもストーリーを追い切れないことは幾度もあった。けれど、それこそ攻殻の魅力の一つだと思う。
TVシリーズとしては、映像やシナリオやセリフ回しなど、どれをとってもクオリティが高い。
> 我々の間には「チームプレイ」などという都合のよい言い訳は存在せん。
> あるとすれば、スタンドプレーから生じる「チームワーク」だけだ。
続けざまに少佐の「行くわ」。これには痺れた。
基本的に一話完結の形を取りながらも、全編を通して一つの大きな物語を作るという手法はとてもよかった。「笑い男」という存在のミステリアスさも上手く表現できていたと思う。サリンジャーを読んでみたくなった。
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- 感想投稿日 : 2012年9月2日
- 読了日 : 2011年8月6日
- 本棚登録日 : 2012年9月2日
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