今更ながらに、この本のタイトルの意味が自分の中でしっくりきた。
ヤエトは皇女の翼であり、色々なことがあっても最後に翼であるヤエトが還る処は皇女の居る場所。
どこかへヤエトが出かけるたびに、皇女が「無事に帰ってこい」と言うのが腑に落ちたというか。言葉に出すことは念じることであり、それが力になるから。
魔法とは言葉であり、名前であることというのが主題のひとつのお話だったから、題名について今更納得したのかも知れない。
世界の罅についても少しずつ謎が明らかになってきた。
ルシルやアストラの存在も気になり、今後の展開が待ち遠しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内
- 感想投稿日 : 2012年11月12日
- 読了日 : 2012年11月12日
- 本棚登録日 : 2012年11月12日
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