「雲と線」私だけの株・FX教科書

著者 :
  • 毎日新聞社 (2012年3月1日発売)
4.00
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 3
4

おすすめ度:85点

P.82記載のことを知っただけで、この本の価値は高い。確かにそのとおりだと思う。
「雲下で下げてきた実線が雲のねじれ近くで反転、順調に上げてきたが、ねじれの真下へ来ると、途端に下げに転じるケースは多い。この上げは単なる一時的なもので、いまだ実線は下降トレンドにあるからだ。」
また、P.96「大海原」の概念もイメージがつきやすい。
「こうした「大海原」を遅行線が進みだしたら、これは絶好のチャンスとみなし、上昇トレンドが崩れるまでホールドすることがたいていの場合、正解だと思います。」
「遅行線が、株価から遠く離れた状態で上げているときは、トレンド確定・不動であることを示唆し、株価に近づき接触するまで安心だといえます。もし、株価に接触、そしてそれを割り込みだしたら、要注意。転換線を割ったあたりから、利益をとった上でのストップロスを意識すべきです。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 投資を知る
感想投稿日 : 2013年11月3日
読了日 : 2013年1月2日
本棚登録日 : 2013年11月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする