おすすめ度:90点
東野圭吾の原作を見事に映像化している。
複雑なトリックを余すことなく約120分の映像にまとめ、脚本、演出、演技ともに素晴らしい作品に仕上がっている。
小説と比較して、より容疑者X寄りになっていることで、容疑者Xのその献身ぶりのせつなさが観ている者に迫ってくる。
容疑者X役である堤真一の、緊張感がひしひしと伝わってくるその抑えた演技力には脱帽した。
尚、特典映像では、東野圭吾氏本人は登場しないものの、文芸春秋社編集者が語る東野圭吾に関する話や本作誕生秘話を語っており、とても興味深い内容であった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画探偵団
- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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