「空の春告鳥」
クレーマーの様に絡む男性。
彼は販売員として必要な知識を付け焼き刃レベルも無いと見抜いたからこそ、本気で店に務めるつもりなら調べるべきだと思ったのだろうな。
「女子の節句」
常識とは何かを話す者達は。
若者だからと一括りにし自分の中の常識を押し付ける人は結局自己満足であり、その説明が間違っていようが自らが気に入らない事は今時ので済ませるのだろうな。
「男子のセック」
男ばかりの店に居るアヒル。
地に足を付けず職を転々とする者をよく思わない人は少なくとも居るだろうが、人それぞれの道なのだから他人が口出しする事ではないだろう。
「甘いお荷物」
子供の為を思っての行動は。
他人の目から見ても過保護だと分かるのであれば、一定の年齢を過ぎたら手を離さねば一人で生きる術を知らないままで逆に危険だと思うが親の心境も考えると難しいな。
「秋の道行き」
和菓子に託された行き先を。
口答えをしない自分よりも弱い立場の人間に対してのみ威張る人はこの世に沢山居るが、ヘラヘラと受け流す相手が傷付いついていないとでも思っているのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
坂本司
- 感想投稿日 : 2020年3月10日
- 読了日 : 2020年3月11日
- 本棚登録日 : 2020年3月10日
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