るろうに剣心 7 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (1995年10月4日発売)
3.52
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本棚登録 : 1155
感想 : 32
5

大切な事は、剣心がみんな教えてくれた…

ってのはちと言い過ぎかと思いますが(笑)それ位に思い入れの深い作品であります。

少年漫画の主人公だけど、敵を(惡を)なんのためらいも無くひたすら倒し、強さを求めていくんじゃなくて、自身の贖罪のために剣を振るい、なおかつ“不殺”。
何が善で何が悪なのか、強さって何なのか、結構、語られているのは難しいテーマだと思います。
また、史実とフィクションの絡ませ方が秀逸です。
全体を通してのお話も、一本、ちゃんと筋が通っていて、あまりぶれていないのがまた良いですね。全28巻で、うまくまとまっています。印象的なセリフも多数。
ただ残念なのは、絵柄が後半変わってしまった事。丸くなりすぎだよ…(涙)

剣の技は、これは無理だろ!!というのも多々ありますが、そこは少年漫画のお約束です。
斎藤さんが表紙にいるので、この巻を登録しておきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2009年1月16日
読了日 : 2009年1月16日
本棚登録日 : 2009年1月16日

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