大切な事は、剣心がみんな教えてくれた…
ってのはちと言い過ぎかと思いますが(笑)それ位に思い入れの深い作品であります。
少年漫画の主人公だけど、敵を(惡を)なんのためらいも無くひたすら倒し、強さを求めていくんじゃなくて、自身の贖罪のために剣を振るい、なおかつ“不殺”。
何が善で何が悪なのか、強さって何なのか、結構、語られているのは難しいテーマだと思います。
また、史実とフィクションの絡ませ方が秀逸です。
全体を通してのお話も、一本、ちゃんと筋が通っていて、あまりぶれていないのがまた良いですね。全28巻で、うまくまとまっています。印象的なセリフも多数。
ただ残念なのは、絵柄が後半変わってしまった事。丸くなりすぎだよ…(涙)
剣の技は、これは無理だろ!!というのも多々ありますが、そこは少年漫画のお約束です。
斎藤さんが表紙にいるので、この巻を登録しておきます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2009年1月16日
- 読了日 : 2009年1月16日
- 本棚登録日 : 2009年1月16日
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