ロマンス小説の七日間 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2013年6月25日発売)
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本棚登録 : 303
感想 : 28
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ロマンス小説の翻訳家と、その彼氏を中心としたドラマ。突然会社をやめてしまった彼氏と、その周辺のゴタゴタに加えて、作中作で翻訳中の作品も紹介されるのだが…。

ぬるい。ぬるすぎる。
甘いってわけでもなく、とにかくぬるい。作中作の内容が途中で展開してくるところがポイントなものの、それが「長い」と感じさせられてしまうので、やっぱり出来がイマイチなんじゃないでしょうかね。

で、現実の方も事件らしい事件が起こらないのが三浦しをんらしいところかもしれない。でもまあ、もうちょっと悩んだり落ち込んだり、葛藤があってもいいんじゃないでしょうかね。「こういう作品は、ヒロインとヒーローがすぐケンカをして」というのであれば、もっと喧嘩してややこしい話になっても良かったんじゃないですかね。

「あとがき」のほうが面白かったりしてね。ダラダラでしたけど。

電子書籍で購入したのだけど、必要ない目次で読み始めようとしたら五章に飛ばされたりしてイライラしたり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般小説
感想投稿日 : 2018年1月14日
読了日 : 2018年1月13日
本棚登録日 : 2018年1月13日

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