誰からも愛される性分の春海なので、とても応援したくなります。理系男子とでもいいましょうか、春海と安藤の2人が算術についてキラキラと嬉しそうに話している姿は好感が持てました。
観測隊の建部、伊藤両名にあっても若い春海にさまざまな良い影響を与えてくれる大人たちでした。建部とは永遠の別れになってしまいましたが、きっと腕に天を抱きながらこれから天と壮絶な勝負が始まるであろう春海を見守っていることでしょう。
えんも春海のもとから去ってしまったのが心残りになってしまいました。再度挑んだ関孝和への設問は命が宿っているようでした。
ここまで読んで清々しい気持ちになりました。下巻も楽しみです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学:著者あ行
- 感想投稿日 : 2017年7月22日
- 読了日 : 2017年7月22日
- 本棚登録日 : 2017年7月22日
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