遠まわりする雛 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年7月24日発売)
3.93
  • (689)
  • (1126)
  • (705)
  • (68)
  • (9)
本棚登録 : 9851
感想 : 640
5

古典部の1年を描いた短編集。
男の子ってずるいよね。
奉太郎にしても里志にしても、プライドみたいな哲学みたいなものが厚い壁となって自分の前に立ちはだかってる。そして、それを乗り越えるべきではないと思ってる。これが青春なのか。
えるや摩耶花のほうが先に大人になるんだよ、きっと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学:著者や行
感想投稿日 : 2018年1月12日
読了日 : 2018年1月12日
本棚登録日 : 2018年1月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする