我らが隣人の犯罪 (文春文庫 み 17-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1993年1月9日発売)
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感想 : 522
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どの短編も無条件で面白かったです!5篇のお話はどれも好きでした。杉田比呂美さんのカバーイラストが可愛らしくて、この男の子とスピッツ・ミリーは、最初のお話「我らが隣人の犯罪」の登場人物なのですが、そのまんまのイメージで頭の中をクルクル動き回っていました。まるでアニメを観ているようにどの登場人物たちも色彩を持ってイキイキしています。
ミステリ初心者にも、小説を初めて読む方にも、そして目が肥えた読書家のみなさんにも、いやいやもっと大きく出て日本中、世界中(!)の方に気楽に楽しんでもらえると思うし、きっとどれかお気に入りの1篇が見つかるはずです。
わたしは、全部気にいっちゃいましたけどね(*^^*)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学:著者ま行
感想投稿日 : 2018年5月24日
読了日 : 2018年5月24日
本棚登録日 : 2018年5月24日

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