一気に読んじゃいました。
懐かしい表紙の絵柄が、遠き日の初めて怪人二十面相や少年探偵団を知った小学校の図書室を思い出させてくれました。
シャーロック・ホームズに夢中だったわたし。名残惜しくも、全巻読み終わってしまい、さあ次は……と、手に取ったのが、このシリーズ。でも、表紙の絵が怖くて怖くて。
今、本当に思うのは、面白い本は残っていくのだなぁ、と。それに、同じ本を読んだ人たちが、日本中(世界中)にたくさんいるのは、とっても嬉しいことだなぁと。
今回のオマージュ・アンソロジー。
大好きな作家さんと、少年探偵団や二十面相を通して、距離がちょっぴり近くなった気がします。どのストーリーも、それぞれ面白くて、少年探偵団や二十面相に愛を感じました。
そのなかでも、わたしは『永遠 万城目学』がすきです。あの頃に感じた、恐ろしくてどきどき、最後にはすかっと感!を思い出させてくれました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学:アンソロジー
- 感想投稿日 : 2014年12月16日
- 読了日 : 2014年12月16日
- 本棚登録日 : 2014年12月6日
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