アレックス……!からの、曲世……!!(なにも伝わらないって)
淡白でなんならやや退屈さにも似た落ち着きでお堅く粛々と冷静に進むのに(それも、風情が全くないというような面白味のなさではないから、嫌いでない)、突然の蛮行とも言えるような終盤に、とりあえず浚われる。
記憶の遠い一、二巻の残酷さを正崎がちゃんと思い出させてくれたのに、満を持するまで予期出来なかったうっかりさである。
あまり大衆的な物語ではない気もするし、でも明らかな力を持ったわかりやすく派手な展開でもあって、なんかとりあえずどストレートなのに捻った「すごい」感。ふしぎ。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020年
- 感想投稿日 : 2020年7月29日
- 読了日 : 2020年7月26日
- 本棚登録日 : 2020年7月29日
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