緑のアルダ 虹の白夜 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2004年1月30日発売)
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本棚登録 : 191
感想 : 10
4

前巻で「たりぃ~」と言っていて、多少展開がタルいのを覚悟で読みましたが、
今回はとんでもない。
起承転結の「転」て感じで序盤のハイライトが集約されております。

ウルファ君の秘密、こうもあっさり明かされるとは…
まぁ解りやすすぎる表現が前巻であったためあっさりなところもあるんでしょう。
あとは彼の秘密の一つは全体では些細なもの…てコトでしょうね。
まだ肝心の龍探しにはチラリとも入っていないわけで…。

しかしこの巻でアナンシア姫がキーパーソンになっていくことは確定したようなもの。
彼女は一気に物語のテンションを上げてくれそうであります。
某オカマ兄さんと妹さんのコンビも好きですが…
多分前半のみのキャラなんだろうなぁ;

某白髪さんは最終巻まで大暴れが確定済みですが。
彼とアルダ・ココならつりあう気がするんですが、
彼とウルファという構図は自分的にはしっくりこない…
ウルファ君今回へなちょこすぎます。
しばらくは皆の尻に敷かれるだろうなぁ(大笑)。
でも境遇的には大きく救われましたね。
彼の恩人のことを考えると結果的には結果オーライだったんでないでしょうか。

自分的には1番お気に入りでかつ1番謎キャラはカートラムさん…
彼の化けの皮もどうはがれるのか楽しみであります。

おまけ:ヒロインなウルファ君の挿絵が間違っていますね;
このとき変装してたハズ;

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女小説系
感想投稿日 : 2009年10月29日
読了日 : 2008年5月12日
本棚登録日 : 2008年5月12日

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