プロ野球 最期の言葉 (文庫ぎんが堂)

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  • イースト・プレス (2012年12月2日発売)
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感想 : 2
3

プロ野球選手が引退する際の試合、会見等でどのようなことを発言したのか、著者の独断で印象に残った言葉、あるいはその選手が最も言いたかったであろう言葉をまとめた本。
1球団辺りおよそ3~8人、2ページの見開きでその選手の通算成績や所属球団の経歴、エピソードも含め解説されており、20~30人がエピソードは網羅せずにまとめられた構成である。
この際、結構な大選手(藤村富美男・小山正明・中西太とか)でもエピソードがない方で紹介されており、「もっと詳しく読みたいのに!」「もっどどんな選手だったのか掘り下げる項目があれば!」という感想が強かったのが正直なところ。
また、選手の発言しても、抜き出した一言のコメントだけだと、前後の文脈もなく真意が計り知れないと感じる部分もあった。着眼点は良い本だっただけに惜しい一冊であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 野球
感想投稿日 : 2013年2月7日
読了日 : 2013年2月7日
本棚登録日 : 2013年2月7日

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