SE不要論

著者 :
  • 幻冬舎 (2014年11月29日発売)
2.24
  • (0)
  • (2)
  • (9)
  • (2)
  • (8)
本棚登録 : 60
感想 : 10
1

この本は買わなくて良いです。
タイトルから予想して僕は以下のような内容が書かれていることを期待していました。
「技術の発展によって自ら首を絞めているSEが自分たちの技術によって職がなくなる。これからSEは新しいことを始める必要がありこういう風に変わっていこう」

だけど、今後SEは「コンサルになろう」ということが少し書いてあって、他は「こういう人はダメだ!」という批判的な内容が多く、参考になることは書いてありませんでした。
批判できるだけあって筆者は凄いSEなのかと思ってみれば、SE経験のない取材記者。技術も現場も分かっていない素人がインタビューだけで書いたペラッペラな本です。

この本に書かれている問題(SIerのビジネスの問題や、SEの仕事を工数という時間単位で考えていることなど)は僕が知る限り2011年以前からも議論されている古い内容ですしね。

この本を買って読むなら他の本を買って読むことをお勧めします。
その方が、時間もお金も無駄にしないです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2015年1月27日
読了日 : 2015年1月27日
本棚登録日 : 2015年1月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする