”はじめに都市ありき”
”都市”は文明社会の専売特許と考えられているが、そもそも人類が住まうことになった場所は”都市”だった―いや、むしろ、人類がはじめて荒野に旅立ったとき、肩を寄せ合って過ごしたはじめての夜。その場所。それはすでに”都市”であったといえるのではないだろうか。
現代社会の課題を考えるとき、都市―そして都市と都市のつながり―を中心に据える方法論。
街路には多様な世代、職業、ルーツの人々が行きかう。都市と都市、地域と地域へと交易が展開していく。自立と共生の輪が拡大していく。これこそが文明が発展してきた道筋ではないだろうか。
この本を片手に、街へ出よう。
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- 感想投稿日 : 2019年1月25日
- 読了日 : 2019年1月24日
- 本棚登録日 : 2017年7月1日
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