重大な病に際したJacques Derrida最後のメッセージ。
生と死、同世代の思想家たち、差異化、応答責任、エクリチュール、ユダヤ、ヨーロッパ、大学、生の肯定としての”脱構築”など、身近な対談の中に、氏がその強靭な知性で問い続けた主題が網羅されている。
ここから、氏の著作がほんとうに”読まれ”はじめるということか。ならば、それをなす責任が私たちにはある。
対談者、訳者をはじめ氏の理解者たちを通して、その言葉に触れることができることに感謝。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月21日
- 読了日 : 2019年1月21日
- 本棚登録日 : 2017年3月26日
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