屍者の帝国

  • 河出書房新社 (2012年8月24日発売)
3.52
  • (208)
  • (275)
  • (344)
  • (110)
  • (36)
本棚登録 : 3392
感想 : 441
4

やっと読みきったという感じ。
伊藤計劃の遺したものを円城塔が引き継いだ、ということで純粋には円城塔作品ではないにせよ、初の円城塔作品。話には聞いていたが難解。
かなり理解せぬまま読み進めた。ただ、言葉運びとかはかっこいい。ザ・ワンのセリフマジカッコイイ。の一方「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」がバーナビーの口から飛び出す始末。守備範囲広い。

伊藤計劃の遺志をちゃんと継いでいるな、と(勝手に)思ったのは、やはり『言葉』とか『言語』が物語の鍵になっていたところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年1月20日
読了日 : 2014年1月20日
本棚登録日 : 2014年1月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする