読みやすいといえば読みやすい文体でするっと読めたのだけど、もうとかく不快指数が私にとってとっても高い本でした。
こういう系が好きな人は好きでいいと思います。
ちゃんと解決する話が好きな人には向かない。
もうそりゃ底なし沼の方にずるずるずるずる落ちて行く主人公の様子がたまらなく不愉快。
救いはない。
兄の死に方もグロい。途中の挿話もそれぞれグロにちかいものが多い。犬の話なんかは可哀そうだったし。
もう、いやーな話でした。合いませんでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
現代作家
- 感想投稿日 : 2012年9月2日
- 読了日 : 2012年8月22日
- 本棚登録日 : 2012年8月22日
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