蟋蟀 (小学館文庫 く 13-1)

著者 :
  • 小学館 (2017年7月6日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 4
4

それぞれの話に動物がモチーフとして使われているが、
そのアプローチのしかたは様々。
一つひとつ個性のあるお話で面白かった。

だいたいの話に共通するのは、
結末、結果というものがしっかり書かれておらず、
その後のことを考えさせる余韻のあるところ。

栗田有起さん作品の特徴である、日常的なものがあっという間に非日常化する感覚は健在。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 短編
感想投稿日 : 2017年11月2日
読了日 : 2017年11月3日
本棚登録日 : 2017年10月31日

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