昔の日本人が食べてきたものを知ることで、食べること、生きることの本質を見つめる。1日に60キロも歩いた江戸時代の旅人のスタミナ源は?炭水化物やタンパク質はどう持ち歩いたのか?など、とても興味深かった。また、非常時に食べるものこそ基本的な食べ物でなくてはならないという主張にも納得。しかし、出典やエビデンスの示されていないことが事実のように書かれていたり、巻末のレシピが全く非常時用ではないなど、適当だなぁと思われる部分も多々。非常食をテーマにしたエッセイといった趣き。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文科学
- 感想投稿日 : 2018年11月15日
- 読了日 : 2018年11月15日
- 本棚登録日 : 2018年11月15日
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